約 850,429 件
https://w.atwiki.jp/2ch_otmegame/pages/379.html
自作PC板2ページ目 (※最初にあったページ(自作PC板)が長くなったので分割しました。) ※主人公の一人称 放課後の社会科研究室は、いつも先生と私の二人きり。 「女向け。お前、これ間違ってる」 馬鹿にしたように先生が指摘するのにも、もう慣れた。 先生の指摘に私は一生懸命消しゴムで文字を消す。だけど、その次は止まってしまう。 答えが分からないから。そんな私の様子を見て、先生はまた笑うのだ。 笑いながら立ち上がって先生が窓際に歩いてゆくのを、私はぼんやりと見つめた。 窓際に先生が行くのは煙草を吸うため。窓を全開にして、腕を組んで先生は煙草を吸う。 煙草を吸う先生の横顔に、私は時々見惚れてしまう事がある。絶対に言ってやらないけれど。 「お前、今、俺に見惚れてただろ?」 勝ち誇ったような、笑顔。そんな先生の笑顔を、私は最近、可愛らしいとも思うのだ。 年上の男の人の笑顔を可愛いと思うなんて自分でも信じられない。 「先生の笑顔って、可愛いですよね」 思わず、言葉にしていた。私の言葉に、先生は一瞬あ然として、また笑った。 「なに? お前どうしたの?」 「いえ、何でもないです。忘れて下さい」 「いや、忘れられねぇし。もう一度、言ってみろよ」 先生は、ときどき、強烈に悪戯。 聞こえない振りをして、私は問題集に視線を映した。羅列された問題は先生と同様に悪戯で、 やっぱり、解けない。問題集を見つめながら、先生が此方へと歩いて来るのが分かった。 一歩、二歩、三歩。すぐ目の前に先生が立っているのに、私は顔を上げる事が出来ない。 「女向け」 頬が熱くなった、先生の顔を見る事が出来ないくらいに。 ゆっくりと先生の手が私の方へと伸びて来た。避ける間もなく、そっと先生の指先が 私の顎に触れて、上を向かされる。優しい手つき。 「先、生……」 私はきっと酷い顔をしてるだろう。頬も耳も真っ赤で、余りの緊張と戸惑いに 涙まで出てきてしまいそうだった。でも、先生はさっきみたいに馬鹿にしたように、笑わない。 真剣な先生の瞳。心臓が大きく高鳴った。放課後、二人だけの研究室で私は先生と見詰め合う。 先生の顔の近さに私は怖くなって、瞳を瞑る。 ふと、煙草の香りがした。 手が震えている。勇気を出して、私は目を開けた。 先生が、微笑んでいた。 本当に、涙が出て来そうだった。さっき、先生が何をしたかなんて、私にだって分かる。先生は。 先生は、私の額にキスをしたのだ。触れるだけの。 驚くほどに優しい仕草だった。繊細な、大切なものに触れるかのような、仕草だった。 先生が、私の額に、優しくキスをした。 「……先生……」 震える声で、呟く。 「女向け」 囁くような先生の声に私の震えも解けて、ぎこちなく笑みを返す。 先生が私の髪を、あやす様にゆっくりと撫でた。 気付けば、恋に落ちていた―――各擬人化乙女ゲー発売中。 この間、きれいな女の人が先生に会いに来た。放課後の社会科研究室は私と先生の 特別な場所だったのにと思うのは、きっと我が儘。口にしてはいけないほどの。 「女向ちゃん、どうしたんだよ?」 からかうような先生の声に、私は顔を上げた。 「……何がですか?」 自分でも不機嫌だと思った私の声に、先生は小さく笑う。 「何かあったわけ?それともまた問題が解けないのかよ?」 「……こんな問題、すぐに解けます」 「お、言うじゃん。じゃあ、早く解けよ」 本当は問題集は白いままだ。勉強以外の別の事に気を取られていて、集中出来なかった。 「……先生、この間の女の人綺麗でしたね」 私の呟きに、先生は少し瞳を見開く。 「何だよ、お前。本気で妬いてんのか?」 そんな事ある筈ない。はっきりと言い返せば良いのになぜか言葉にする事が出来ない。 苦しくなって、私は俯く。先生と目を合わす自信がなかった。 それなのにそんな私の気持ちを気遣うこともせず、先生は屈んで、私の顔を覗き込んで来た。 「おいおい、まさか図星じゃねぇだろうな?」 先生の言葉に、かっとした。 「……図星だったら、駄目なんですか?」 「なに?」 馬鹿だと思いつつも、言葉が止まらない。 「この間の。わ、私、怒ってるんですよ」 「お前以外の女と会っていた事に?」 先生は私を逆撫でしようとしている。わざと、私が逆上するような言葉を選んでいる。 冷静にならなくちゃいけない。分かっているのに、感情が抑え切れなくなった。先生が、あまりにも冷静だから。 スカートをぎゅっと握り締めて、私は震える声で言った。 「ひ、額にキスとかしないで下さい。軽々しい気持ちしか持っていないなら私の事なんか放って置いて下さい!」 「……お前、どうした?」 先生の困惑した顔に、視界がぼやける。困らせている。先生は大人で、私は子供。 「お前は俺にどうして欲しいんだ?……言ってみろよ」 この人は意地悪だ。私の気持ちになんて多分気付いている。わざと私に言わせようとしている。でも。 私だけの人になって下さい。そんなの、絶対に言う事は出来ない。 「……うっ……」 無様に泣き出した私に先生は深く溜息を吐いた。泣くなんて自分でも呆れてしまう。先生も呆れているだろう。それなのに。 「……泣くなよ。本当に面倒くせぇな……」 優しく抱き締めてくれるのが、この男の人なのだ。 男の人の腕。先生の、大きな腕。初めての温もり。緊張も怯えも一気に吹き飛んでしまって私は先生に縋る。 先生は何も言わない。それが先生の優しさであり、酷さ。そう、先生はひどい。 面倒ならば、私の腕なんか振り払えば良い。お前の事なんか何とも思っていないって、言ってくれれば良いのに。 「……おい、泣き止めよ。服が濡れるだろ?」 呆れたように先生は言って、私の背中を優しく撫でる。 「す、すみません」 「謝るな。それより頼むから泣き止んでくれ」 先生の声に、はっきりと自覚した。私はこの男の人のことが好き。でもこの恋をどうすれば良いのか分からない。 「……笑えよ。お前は笑ってる方が、ずっと良いからさ」 笑えない私の代わりに、先生が笑った。 お前の笑顔に恋をした―――各板擬人化乙女ゲー発売中。 前の「気付けば~」はヒロイン寄りで今回の「お前の~」は先生寄りです。 ぎゅっと抱き締めてもらって落ち着いたけど、やっぱり気になるものは気になる。 女向ゲー「……あの女の人は……」 自作PC「大学時代の友人だ」 女向ゲー「お友達……ですか」 自作PC「なんだその微妙な反応は。ちなみに元カノでもない」 プログラマー「あってたまるものですか」 バンッ!と開けられたドアに驚き、慌てて離れる二人。 自作PC「……お前さ、ノックぐらいしろよ」 プログラマー「ノックならしたわ、何度もね。返答はないけど声がしたから入らせてもらったわ」 自作PC「……じゃあ、その空気読まない性格どうにかできないか?」 プログラマー「空気を読んで引き返したら、また来なければならないじゃない。時間の無駄だわ」 自作PC「……そーですか」 プログラマー「はい、これ先日のご依頼の品。……用は済んだから帰るわ。さ、続きをどうぞ」 自作PC・女向ゲー「「!」」 プログラマー「そうそう、貴女」 女向ゲー「わ、私?」 プログラマー「可愛らしいわね。参考になったわ、ありがとう」 ――バタンッ 女向ゲー「え、何が!?何の!?」 バレンタイン妄想 自作PC(本性バレ済み)に チロルチョコ一袋あげる。 自作PC先生と夏祭りデート 好感度激高のルート終わり頃くらいで。 自作PC「(目を細めて)浴衣か」 女向け「わ、分かってます。馬子にも衣装って言いたいんでしょ、先生!」 自作PC「…………」 女向け「せ、せんせ……?」 自作PC(デコピン) 女向け「ぎゃうっ」 自作PC「なんでわざわざ遠いココ選んだのか覚えてねぇのか、このアタマは。ん? (デコピンしつつ)大声で呼んでくれちゃって、淫行教師って俺が職を追われるようにしむけたいのかなー、女・向・け・チャ・ン・は?」 女向け「いたっ、デコピン連発は……!」 自作PC「だからさー……(一気にひきよせて)今日は自作PCって呼べよ」 女向け「!」(あまりの近さに一瞬で顔を真っ赤にしてぎゅっと目をつむってしまう) 自作PC「(ほんのり優しそうに)ん?」 女向け「せ、先生、前は兄妹にしか見えないから安心しろって」 自作PC「まだ言うかこの口は。しかたねぇ、ムリだってんなら教えてやろう」 女向け「い、いいからはなれ」 自作PC「ほら。じ・」(促すように唇に指が触れる) 女向け「!」 自作PC「おっ!」(耐えきれなくなった女向け、突き飛ばす) (女向けが目をあけると笑いを必死で堪えてる先生) 女向け「~~~~!!!!せ、先生のバカーっ!!」 (真っ赤な顔で怒る女向けの後ろをついていく自作PC) 自作PC「(冗談めかして)……そうそう。浴衣似合うぜ、マジそそられるわ」 女向け「も、もうその手には!絶対に!のらないんですからねーっ!」
https://w.atwiki.jp/kazu_0603/pages/13.html
【今までのスレ】 http //logsoku.com/thread/yuzuru.2ch.net/news4vip/1288782977/ 【現在進行中のスレ】 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1288798136/629n- 【作成したキャラ達】 教科:日本史 名前:ミコト 年齢:32 まだまだいけると思い込もうとしてる 性別:unknown 口癖:落ちるとか失敗とかネガティブ発言(描き手にゆだねる) 服装:エロメイド服 トレードマーク:泣きぼくろ 髪型:黒髪ロング イメージカラー:黄ばんだ白 教科:物理 名前:イタリアン 年齢:50 性別:オカマ 口癖:あたしとお前の相互インダクタンスは・・・ゼロだ 服装:十二単 トレードマーク:葵の印篭 髪型:スキンヘッド イメージカラー:黄土色 教科:生物 名前:ごるじたい子 年齢:1024 性別:ふたなり 口癖:萌えキャラです 服装:ステテコパンツ トレードマーク:FIM-92 髪型:リーゼント イメージカラー:レインボー 教科:古文 名前:ひーどらん 年齢:7 性別:オス 口癖:本意なき命ながらえて 服装:ゴスロリ トレードマーク:坊主 イメージカラー:しめやかな白黒 教科:英語 名前:カニ娘 年齢:17 性別:女 口癖:まんこかいーよ 服装:カニの甲羅 トレードマーク:後ろで8本にくくった髪 イメージカラー:朱色 教科:地理 名前:メルカトル瑞宝 年齢:14 性別:女 口癖:にひひ 服装:青いワンピース トレードマーク:元気いっぱいなところ 髪型:セミロング イメージカラー:青 数学 教科:Ⅰ 名前:まするいちご 年齢:11 性別:男 口癖:フッ 服装:ブルマ トレードマーク:コンパス 髪型:ツインテール イメージカラー:水色 教科:Ⅱ 名前:ロッチュ~ 年齢:11 性別:女 口癖:だっちゅーの 服装:燕尾服 トレードマーク:メジャー 髪型:ボブ イメージカラー:銀 教科:A 名前:ふたみ 年齢:14 性別:女 口癖:にかっ 服装:ワンピース トレードマーク:向日葵 髪型:おかっぱ イメージカラー:黄色 教科:B 名前:タコ子 年齢:14 性別:女 口癖:もうしょうがないなぁ 服装:褌トレードマーク:触手 髪型:ショート カールかかってる イメージカラー:金 教科:世界史 名前:カノッサ 年齢:18 性別:女 口癖:ちっ……追手(本番)が迫ってきてやがる!! 服装:スク水(白) トレードマーク:イルカ 髪型:ショート イメージカラー:黒 教科:化学 名前:イベリ子 年齢:16 性別:女 口癖:まんげ 服装:小悪魔アゲハ風 トレードマーク:水素爆弾 髪型:ロング イメージカラー:金 教科:地学 名前:ふずりな 年齢:9 性別:女性型性処理用アンドロイド 口癖:~なのです 服装:ユニクロ トレードマーク:やさしげな微笑み 髪型:ポニーテール イメージカラー:黄色 教科:現代文 名前:こころ 年齢:24 性別:男 口癖:精神的に向上心のないものは、ばかだ 服装:学生服 トレードマーク:学帽 髪型:ざんぎり頭 イメージカラー:紫 教科:公民 名前:ふろいと 年齢:10万17 性別:男 口癖:~でおじゃる 服装:赤褌 トレードマーク:メガネ 髪型:角刈り イメージカラー:焦げ茶色 ※現在、絵を募集しております。
https://w.atwiki.jp/sinya_kensho/pages/2.html
メニュー ●時系列 パクリ検証 ●深夜隊1 ●深夜隊2 ●深夜隊3 ●深夜隊4 ●深夜隊5 ●深夜隊衣装盗作まとめ ●深夜隊ネタパクリまとめ ●電王 ●商業活動 ●自称模写 ●グレー検証 ●他擬人化サイトからの盗作・流用 ●トップページ ●コメント欄 取得中です。
https://w.atwiki.jp/dametentai/
少人数で恒星や惑星を擬人化したエロゲ作りたい since 2015/05/31 本スレhttp //kanae.2ch.net/test/read.cgi/dame/1433001704/l50 スマフォ用メニュー トップページ 概要 担当:ライター 担当:絵師(立ち絵&イベントスチル) 担当:絵師(背景) 担当:サウンド 担当:スクリプター&ディレクション
https://w.atwiki.jp/sinyatai_2ch/pages/24.html
深夜隊コスプレがどうして悪いのか? 「リアル軍服」の一線を越えてしまっている。軍服っぽい作品との違いはそこ。 それを理解していないファンによるリアル軍服でのイベント参加、屋外撮影が問題になっている。 コスプレ雑誌で大々的に宣伝攻撃したロクザキ氏はコスプレイヤーの問題。自分は関係ないとファンなんか知らぬ損出ぬと一蹴している。 深夜隊レイヤーの軍装の人々への中傷攻撃。 深夜隊レイヤーによるマナーの悪い行動によって長年軍装をマナーを守ってやって来た人が大変迷惑をしている。 コスプレのマナーの悪さ 現在深夜隊レイヤーのマナーの悪さがコスプレ界で問題になっておりマナーを疑問視するスレッドが2本もたつほど。 その原因にはロクザキ氏の「デリケートな作品」と口では言いつつも コスプレ雑誌への数回の寄稿があげられます。 深夜隊コスプレの被害やマナーのなさか出来上がったスレッド 非常識な深夜隊レイヤーを語るスレ http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/cosp/1279852329/1-100 大日本帝國擬人化海軍深夜隊ニツイテ議論スルスレ・2機目 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/cosp/1281666929/1-100 コスプレじゃありません。 ナチスドイツ軍服や現在使用されている軍服です。他の作品と深夜隊の違いはこちらで良くまとまっています。 軍服「っぽい」軍服に「似た」軍服が出てくる作品とは、リアル軍装という一線を越えてしまっています。 このサイトを見ればよく分かります。参考まとめブログ 深夜隊は軍装にあたるので、より厳しいルールの下でのコスプレをしないと、いらぬトラブルに巻き込まれる可能性があります。 軍服っぽい作品が許可されているイベントだからといって、深夜隊が良いとは限らないのです。 多くの場合は現在着用されている軍服などは禁止されている場合が多くスピットファイアはそれに当たります。 特に危険度が高いのはUボートや他独軍などの完全ナチスドイツ軍服は海外ではネオナチとして襲われる対象になります。 もし貴方が深夜隊コスプレをしていて事故にあっても、コスプレ雑誌を使っての呼込みに 必死だったロクザキ氏はこの先もなんの対策もしないでしょう。 自己責任でコスプレ(軍装)していても事故に遭いやすい衣装なのです。 パクリだろうがオリジナルが濃い制服呼ばわりだろうがそれでもコスプレしたい人へ Q.似たような軍服のは許可でてるよ!? A.深夜隊のは階級章を私の考えた最強の階級章にしただけのリアルの軍装です。 他の軍服っぽい、軍服に似てる、モチーフにしてるだけの作品とは全く別物扱いです。 中には現在使用されている物や、一部の人にとっては大きな嫌悪感を感じる物もあり 外でコスプレ(軍装)した場合、見た方にショックや怒りを与える危険性があります。 そこからケンカ沙汰、暴力行為などのトラブルに見舞われる可能性もあります。 Q.じゃあ誰もいない廃墟でやれば良いんですね? A.許可をもらわずに他人の敷地内ではやらない。 誰もいないように見える山中でも廃墟でもちゃんと所有者がいるのです。 これは深夜隊でなくてもコスプレイヤーなら必ず守らねばいけない事です。 イベント会場の屋外、コスプレOKな施設でもリアル軍装は許可していない場所が多いです。 事例 ■ファンでありながらも中立的な立場で丁寧に説明しているサイトがありますのでそちらもご参考に <<前 概要を知りたい方へ 兵器擬人化好きな方へ 次>>
https://w.atwiki.jp/bz666/pages/113.html
a BEAUTIFUL REEL. B z LIVE-GYM 2002 GREEN ~GO★FIGHT★WIN~ GO★FIGHT★WIN STAY GREEN ~未熟な旅はとまらない~ ZERO love me,I love you Warp SURFIN 3000GTR Blue Sunshine 恋歌 恋心(KOI-GOKORO) 裸足の女神 DEVIL Everlasting FIREBALL Liar! Liar! さまよえる蒼い弾丸 ギリギリchop ultra soul 熱き鼓動の果て juice B z LIVE-GYM 2002 "Rock n California Roll" San Diego - Los Angeles - Tokyo※ B z LIVE-GYM 2002 "GREEN~GO★FIGHT★WIN~" Leftovers※ ※DVDのみ
https://w.atwiki.jp/gundamfamily/pages/1335.html
前スレのMS少女ネタより 「花の四姉妹編」 ステイメン「そろそろコンテナの補給をしておかないと…またウッソ君の野菜を入れられて人参ミサイルを射出してしまうわ」 ゼフィランサス「ふん、箱入り娘はお気楽なものね。ステイメン」 ス「お姉様?!」 ゼ「アンタね、この頃コウによく搭乗されてるからっていい気になってるんでしょ?」 ス「そ、そんな…私はただコウ様のお役に立てればと思っているだけで…」 ゼ「何その言い方?アタシへの当てつけな訳?随分ご立派なご身分になった事ね?」 ス「…ごめんなさい」 ゼ「大体ステイメンって名前は何よ?雄しべだなんて普通女性には付けないわよ?アンタ雄しべの意味分かってんの?」 ス「え?」 ゼ「男性器の事よ。それなのに妖精だなんて可愛い愛称付けられて何様のつもりよ?この卑猥ガンダム!!アンタの存在そのものが破廉恥よ!!」 ス「お姉様、酷いわ!!そんな事ばかり言うからサイサリスお姉様とガーベラは家出してしまったのよ!!」 ゼ「いまその二機の事は関係ないでしょ?!このデカブツ!!」 ス「何よ!!お姉様こそよりによって胸部から変なブースター出すくせに!!」 ゼ「よくも気にしてる事を言ったわねぇ!!」 ス「お姉様が煽ったんでしょう!!」 アムロ「お前の大好きなガンダムにモテモテで良かったな、コウ?」 コウ「嫌がらせもいい加減にして下さい」
https://w.atwiki.jp/sinyatai_2ch/pages/14.html
零戦は実は無線がないから喋れない(キリッ 648:マロン名無しさん:2010/08/05(木)20 28 22ID ??? 豆知識というかこのぐらいちょっとググったらでてくるのにな・・・ ロクザキ(笑)は「零戦は実は無線がない(キリッ」とか意味不明な事言ってるけど これは普通にダウト。「96式空1号無線電話機」とか「3式空1号無線電話機」とか 普通に搭載してるよ零戦は。 その96が聞き取りづらくて零戦ははずして戦いにいったりしてるけど、その96式 積んでたのは零戦だけじゃないし、無線機はずして飛んでたのも零戦だけではない。 そんな理由で零戦を喋れない設定にしているなら他の日本の戦闘機のほとんどが 喋れない設定になるはずなんだがな 武蔵について 246:マロン名無しさん:2010/07/23(金)19 12 46ID ??? いや武蔵の死に方(つか沈み方)は足くじいたとこ殴られて 気絶しただけだったはずがなんか死んでたレベルなんで あれを感動モノにするのは相当捏造しないと無茶なんじゃ 護衛についてなきゃいけないのにやってられっかと職務放棄した 某重巡をはじめ、沈みかけてる武蔵へのスルーっぷりは 本当に武蔵ってイラナイ子だったんだなと苦笑が出るよ 姉妹艦の大和ですら、長門さえ自分に着いて来てくれていれば 武蔵とかどうでもいいってなスルーっぷり、ちょっと目頭熱くなる 信濃なら分かるが武蔵がなんでヒロインポジなの?ここって 武蔵とワイルドキャットは一度として遭遇していない 478:マロン名無しさん:2010/07/31(土)17 29 27ID ??? 遅だが 455 「軍艦武蔵とF4Fワイルドキャットはまず一度として遭遇したことがない」 「武蔵は塗装を変えてF4Fが搭載されている空母のいる作戦に投入されたこともない」 これ豆知識なw 教祖様はこれを知らんらしいから信者はこっそり 教えにいってやれよかわいそうだろ 483:マロン名無しさん:2010/07/31(土)17 57 36ID ??? 478 私も455みたいに豆知識や知らなかった事が見れてココに来てしまうタイプで F4Fワイルドキャットって一度も武蔵と遭遇してないなんて 吃驚してサイト行ったら確かに名簿に【F4F】って書いてあって更に吃驚しました 単純に野良猫が攻撃したのは知ってたけど製造番号違うなら… 何かもう、その無知が単純に閲覧者を混乱させてくる作者の攻撃凄い 504:マロン名無しさん:2010/08/02(月)20 37 35ID ??? つか、まともに関係性やその誕生までのエピからやらで カプらせてる奴らっているの?ここのサイトって このスレ読んでる限りでは皆無っぽいんだけど 隠れてやるの前提で兵器擬人化でホモやんのは自由だと思う 自分、好きなサイトやカプあるし、でもやっぱ商業は無しだろ それに最低限「原型」からの何かしらのエピがあってこそじゃ無いの? 死ぬほど萌えエピなんて転がってんのに何でスルーして 合ったことも無い、関係性ほぼ皆無なもんで捏造カプ造ってんの? 二郎の本読めよ二郎の、武蔵ヒロインとか絶対言えなくなるから 安易にパクッた青目設定での矛盾 292:マロン名無しさん:2010/07/26(月)00 48 06ID ??? 今売ってる丸の別冊で真珠湾で被弾してからニイハウ島に不時着した 零戦のエンジンにアメリカから輸入した機器がそのまま装着されてる写真載ってるね プロペラはハミルトンの無断コピーだしクルーシー無線帰投方位測定器もアメリカからの輸入だし、 エンジンはP Wの流れを汲んでるって米は報告してるし武装に至っては国産品全くないしで零戦も青目じゃなきゃおかしいよな 293:マロン名無しさん:2010/07/26(月)01 20 58ID ??? 零もだが、金剛以下の比叡、榛名、霧島の青目と青目じゃない境が分からん なんか違ったもんあったっけ?と気になってこの土日資料漁りなおして やっぱ深夜の擬人化は「兵器擬人化」と違うと感じた シャーマンが日本の味方になったと言えるのは戦後陸上自衛隊になってから 394:マロン名無しさん:2010/07/28(水)23 26 12ID ??? 392 シャーマンが自分から仲間になったと言えるのは戦後の話だしな 日本軍関係ねぇ オリジナル部分は知識不足 406:マロン名無しさん:2010/07/29(木)01 30 50ID ??? 無知で申し訳ないんだが 長門型と大和型って構造的な共通点てあったっけ? 昔の陸奥は大和と武蔵の面影が あったりなかったりとかいう設定がついてるみたいでちょっと気になった。 大和はもっぱら比叡が試作になって作られてたものと覚えてたんだけど… 408:マロン名無しさん:2010/07/29(木)07 11 56ID ??? 長門型と大和型ってまず見た目も全然似てないし つくられたコンセプトも違うしなぁ むしろ深夜の人間たち(笑)は一体どういう歳の とりかた設定なんだ?金剛がジジイなら榛名もジジイだろ竣工年の差なら2年だぞ 兵器の年代に詳しくないせいで年齢設定にボロ 408:マロン名無しさん:2010/07/29(木)07 11 56ID ??? 長門型と大和型ってまず見た目も全然似てないし つくられたコンセプトも違うしなぁ むしろ深夜の人間たち(笑)は一体どういう歳の とりかた設定なんだ?金剛がジジイなら榛名もジジイだろ竣工年の差なら2年だぞ 409:マロン名無しさん:2010/07/29(木)07 27 09ID ??? 408 ジジイって言って良いのって春日とか日進レベルだと思う それに1,2年で老けるってどんだけ老いるの早いんだよって話 410:マロン名無しさん:2010/07/29(木)07 57 52ID ??? 長老・生神級の三笠は? 記念艦としてだけど、存在してたし、存在してるし 411:マロン名無しさん:2010/07/29(木)08 15 31ID ??? 三笠は現代の船からみればかなりのジジイだけど当時の例えば金剛からみれば 進水年なら12年差だから三笠をまだジジイとは思わないかな? 人間なら幼稚園児と高校生ぐらいの差か 1、2年であれだけ老いの差がでる人間(笑)なら大和型からすれば 長門型もありえんくらいジジイだ
https://w.atwiki.jp/gijinka_m/pages/16.html
http //sewing.yousai.net/?eid=906932 より転載 ミシンの選び方動画(擬人化ミシンさん編)シナリオ 少しでも多くの人に手芸に興味を持ってもらって、失敗せず相性のいいミシンにたどり着けるようにと考えているので。 一見色物に見えてもガッツリ内容はまじめに作るよ。 (とある町のミシンやさん)選択肢1 仕事の場合 選択肢2 趣味選択肢 2-A 小物の場合 選択肢 2-B 洋服の場合 選択肢3 雑巾を縫う (とある町のミシンやさん) プレイヤー(以下P)が店の中に入る 並べられたいろんな種類のミシンたち 店員 いらっしゃいませー。 P あの、ミシンが欲しいんですが・・・。 店員 どのようなミシンをお求めですか? P それが…どんなミシンを買ったらいいのか分からなくって 店員 ああ、そうですよね、それでは、これから私が質問させていただきますので、答えていただいてよろしいでしょうか? 用途や使用頻度によって貴方にあったミシンがご紹介できると思います。 P はい、おねがいします 店員 では、まずは使用の用途をお伺いたいのですが 貴方のミシンを使う用途を聞かせてください 選択肢1 仕事 選択肢2 趣味 選択肢3 雑巾を縫う 選択肢1 仕事の場合 仕事で使う場合よく選ばれるのが職業用ミシンですが、 縫う量や種類によっては実用縫いのミシンのほうが適している場合があります。 大量に縫うわけではなく、1着をすべて最後まで縫うという条件でしたら、 40cm位の大き目の家庭用ミシンでも充分の場合があります。 とにかく安くというのであれば、サイズを確認して40cmはある電子ミシンだと 比較的安く購入できると思います。 お仕事でお使いになられる方ならミシンにも慣れていらっしゃるので エラーメッセージが出なくても、使いこなすことが出来るのではないでしょうか? ジグザグ縫いも出来るので模様としてワッペンの周りのような刺繍縫いをしたい場合など便利かと思います。 ボタンホールをただ四角ではなくハトメ穴で開けたいとか、 ついうっかり下糸がなくなったまま縫ったりする。 イマイチ糸調整とか実はよく分かってないのよねという場合は コンピューターミシンですと、下糸がなくなりかけると警告メッセージを出してくれたりします。 縫うのは好きなんだけど、ミシン自体には詳しくないのよね。 でもボタンホールとか直線縫い以外も使いたいの。 仕事で使うものだからある程度いいものをという方は コンピューターが良いかもしれません。 ただ、家庭用ミシンは押さえの圧力調整がついていないミシンがあるんです。 押さえの圧力調整がついていないと、厚いものを縫ったとき、力がかかり過ぎて 裏が削れたり、送り歯の跡がのこったりする事がありますので、(サンプル写真を用意します) 必ず押さえの圧力調整のあるミシンを選んでくださいね。 サイズの欄をみて横幅が40cm位のものから選択するといいと思います。 すでに1台は家庭用ミシンや、ロックミシンをお持ちか、 これから購入予定があり、たくさんお縫いになられるのであれば職業用ミシンがいいと思いますよ。 とにかくスピードが速いので、早くたくさん縫えます。 内職などで沢山同じものを縫うのであれば、ほつれ止めが必要なパーツはあらかじめほつれ止めをした状態で 届けられると思うので、ロックがなくても大丈夫かと思います。 職業用ミシンは大体大きいので、チェックするのは例えば 目が悪い人は自動で糸が針に通るのか、 スピード重視なら自動の糸きり機能がいるのか ベルベットなどが布ずれがしにくいとか 当然便利な機能が多ければ高くなりますので、絶対に外せない機能を押さえた上で お求め安い値段のものを購入されるといいと思います。 最後に 選択肢で各ミシンの詳細のページのリンクを張る 電子ミシン コンピューターミシン 職業用ミシン 選択肢2 趣味 縫う素材頻度によって必要なミシンの能力が異なります; 例えば巾着袋のように小さい小物しか縫わないのであれば、 素材も薄いでしょうし、パーツ自体も大きくないので、小さいミシンでも縫うことが可能でしょう。 しかし、バッグや洋服などをお縫いになりたい場合はパーツ自体が大きいので、 向きを変えたりパーツの中央を縫ったりということを考慮すると、ミシンの作業できる スペースの大きいものでなければ難しいでしょう。 選択肢 2-A 小物 選択肢 2-B 洋服 選択肢 2-A 小物の場合 もし貴方が縫うのがハンカチ程度の薄さの生地が中心で、 そんなにミシンを使用することがない。 たまにすそあげする位で将来的に洋服を作ったりする気はないというのであれば コンパクトミシンでも満足かもしれません。 ただし、コンパクトミシンにも色々あって、電池で動くようなものもありますが、 さすがに電池で動くタイプはパワーがなさ過ぎるので、オススメはしません。 小さくて軽いが特徴のミシンなので、スピードを少し上げると自分のモーターの振動で動いたりするので ミシンに慣れてきてスピードを上げて縫いたくなった時不便に感じるかもしれません。 小さいので作業スペースが小さいので大きいものが縫いにくい。 ミシンは小さくなっても人間の体は小さくなりませんから、手の大きさは変わりません。 写真提供:しもだミシンさん 小さいミシンですと作業スペースが小さいため、ちょっと大きなものを縫うときは、 作業スペースが布で占領されることがあります。 コンパクトミシンは、あまり使わない、沢山縫わない、薄くて小さいものしか、今後も縫わないという方向けです。 バッグやぬいぐるみを縫いたいというのであれば バッグ類は物を入れる都合上生地自体が厚かったり、かたかったりします その為、縫い代と持ち手が重なったところなど、かなり厚くなるため、 パワーの弱いミシンだと縫うことが出来ない場合もあります。 またパーツのサイズも大きいので向きを変えたりする際に作業スペースが狭いと、 生地自体が引っかかったり持ちにくかったりしてきれいに縫いにくくなります。 だから、バッグやぬいぐるみ等を縫いたいのなら、この時点でパワーが弱く 小さいコンパクトミシンは候補から外したほうがいいでしょう 作業スペースとは図の2のところです。 ここが狭いと布を平らにして縫いにくかったり、布を支えるスペースがなかったりして 非常に縫いにくくくなります およそ横幅が40cmもあれば充分作業スペースが取れると思います。 まずはこの大きさが最優先にしてください。 次に押さえの圧力調整が出来るかどうか確認してください。 選択肢 2-B 洋服の場合 服を作る場合は産まれたばかりのお子さんのお洋服など小さなものもありますが、布の厚さまでは小さくなりませんから、フリースなどかさばります。 またミシンが小さくなっても縫う人間の手の大きさは変わりませんから、出来るだけミシンのサイズの大きい物を選ばれると良いと思います。 そのため服を作るミシンという時点で、コンパクトをうたったミシンは除外したほうが良いと思います。 インターネットでミシンを選ぶ際、写真だけだとサイズが分かりにくいと思いますので 目安として横幅が40cm前後のミシンを選択すると後で後悔せずにすむと思います。 幅が広くなれば必然的に作業スペースが大きくなります。 服を作るときはいつも端の縫い代を縫うだけでなく、生地の中心にポケットをつけたり、 コスプレ衣装を作られる方は柄を縫い付けたりしますよね? こんなときにここのスペースが狭いと向きをかえたりしっかり持って作業がしにくいんですよ。 この大きさに関しては機能でカバーできるものではないので、 まず1番に確認してください。 次に冬のお洋服を縫ったりする際、生地自体厚い上にパーツが重なってさらに生地が厚くなったりしますよね? (えり+接着芯)+前身頃+(見返し+接着芯)とか こういった厚いところをそのまま縫うと、押えの圧力が強すぎて上手く生地を後に送ることが出来ず、生地の裏がぼろぼろになったり、送り歯の跡が残ってしまったりします。 それを軽減させるのが押えの圧力調整の機能です。 この機能はあとから足してつけることが出来ない機能なので、お洋服を作られるのなら、絶対にチェックしてください。 色々作っていくうちに将来的にシャーリングのお洋服とか作ってみたいとか、大きなパーツでしっかり両手で持って縫わないと重みでずれて縫いにくい素材にめぐり合うと思います。 そんなときに両手を自由に使えるようにする為に、フットコントローラーの使えるタイプを選ぶと良いと思います 以上の3点を押えた上で 初めてミシンを使う というのであれば、使い方を間違えるとエラーを教えてくれたり、ミシンに負担がかかるような使い方をすると自動停止してくれるコンピューターミシンが、安心して使えるのではないかと思います。 すでにミシンを持っていて、大体のミシンのエラーの対処は自分で出来るというなら 電子でもコンピューターでもどちらでも良いと思います。 ただ、たくさん縫うぞー!! という方の場合、ちょっとしたことですがストップさせた時、針が布に刺さった状態で止まるタイプのミシンを選ぶと、効率が良くなります。 コンピューターミシンは模様縫いとかの機能だけでなく、こういうちょっとした便利な制御もつかさどっているので、洋裁面白い!!いっぱい縫いたいという方はコンピューターミシンの方が長い目で見てお徳です。 (角縫いの動画を用意します) コスプレをする方で、超こだわりたーい ワッペン自分で作りたーい という方はコンピューターの刺繍ミシンも候補に入れて良いと思います。 大き目の刺繍ミシンになると、実用縫いもトップクラスで使い勝手が良いので、 普段あまり刺繍はしないけど、滅茶苦茶縫うよー。ミシン大好きーという方は 正直価格はかなり高いですが、スピード以外文句のつけようがないくらい役に立ってくれると思います。 刺繍ミシンの親切さは飛びぬけているので、ミシンおたくを自負する方は一度お迎えする価値はあると思います。 コンピューターミシンの良さは刺繍が出来るとか、模様縫いが出来るというのが特徴だと思われてるかもしれませんが、 針が下で止まるとか 糸を自動で切ってくれるとか、 そういうちょっとした長く使えば使うほどに分かる心遣いが一番の特徴なんですよ 最後に 選択肢で各ミシンの詳細のページのリンクを張る 電子ミシン コンピューターミシン(実用) コンピューターミシン(刺繍) 選択肢3 雑巾を縫う 雑巾を縫うだけにしか使用しないのであれば、どう考えても元はとれないので、どんなミシンでも満足は得られないと思います。 雑巾だけなら百円均一で購入できますし。 どうしても自作されたい場合は、雑巾自体たたんで拭くだけなので、大きな縫い目で手縫いすればいいと思います。 でもどうしても欲しいというのであれば、まず電池式のものや、ホチキスタイプのものは避けていただいて、 お店に出向いて価格が安いものの中から、パワーのあるものを選ぶと良いと思います。 ネットで購入される場合は、レビューを見て、とにかくパワーのあるものを選ぶと良いと思います。 (パワーのないミシンでも雑巾を縫う方法を動画とかで用意したほうが良いですか?)
https://w.atwiki.jp/brutalanimal/pages/456.html
俺こと北浜孝太郎の朝はそう早くもない。 まあ小説家なんて胡散臭い自由業の朝なんざそうそう早いわけないが、だがそうかと言って無駄に遅いわけでもない。 八時きっかりの目覚ましを三分ほど鳴らしたあと、俺は煎餅布団から身を起こした。 その際に黒枠の中のじいさまばあさまや親類と目があう。陸軍の制服を来た若い男がじと目でこちらを眺めてきていたが、この男はいつもこうなので別段気にしない。 と、布団から出た途端に肌寒いどころではない冷たさの空気に当てられる。この田舎町の朝はとにかく寒いのだ。 そして煎餅布団を畳む間もなく、俺は廊下に出るために襖を開ける。 すると途端に黒い影が襖の隙間から入り込み、俺の足元へまとわりついた。 「幸(ゆき)、おはよ」 黒い影……俺のシベリアンハスキーはおん。と嬉しそうに吠えてみせた。 幸との出会いは二年ほど前、ちょうど俺が大学のある北海道から地元へ帰った時の事だった。 きっかけは俺の知り合いになんとも犬好きな奴がいて、近所の空き地で野良やっていたシベリアンハスキーの子犬を拾ってきた事だ。 そいつ曰く何処かの馬鹿が飼っていて、飼育の面倒さから捨てたのだろうと言っていた。 そいつは散々そういう飼い主をけなし、犬への愛を俺に一通り説いてくれた。 そして、この犬は寒いとこでしか生きていけない事を俺に教え、その上で俺にこの犬を飼って欲しい。と言いやがったのだ。 当時、札幌の大学に通う傍ら、道東の港町にある死んだじいさまの家を管理していた俺は卒業後も北海道で暮らすことが半ば確定しており、そいつはそこにつけこんできたのだ。 結果、そいつとの論戦にも子犬の「遊ぼ、遊ぼ」って純粋な視線にも負け、結果俺は子犬を貰うこととなり、札幌へと帰還。 そして大学にいた時に応募した小説がとある賞を得て、そして職持ちとして栄えてじいさまの家を手に入れたのだった。 食事が済むと幸はちょこんと俺のそばに座り、散歩に行こうよ。とねだってきた。 お姫様に頼まれれば仕方ない。とコートとマフラーをはおり、ソファに投げられたリードを拾い、キッチンのビニール袋入れからちょうどいい大きさのものを引き当てる。 北国人にとって、春先に雪の中から発掘される犬の糞ほど処理に困るものは無いのだ。 玄関へ出て、シャベルを取ると幸を呼び寄せ、嬉しそうにやってきた幸の首輪にリードをつける。 「じゃ、行くか」 おん。 玄関の扉を開くと、雲一つ無い空と日の光に反射する銀世界があった。 「あ、幸、引っ張るなって!」 幸はリードをぎゅっと引っ張って零下の町へと飛び出す。 だが幸と違って運動不足で持久力の無い俺は 幸のペースは体力的にきつすぎるのだ。 夏は自転車があるが、冬にそんなモンは使えない。使ってる奴はいるが、体力を意外と使うのだ。 「だから待ってくれってぇぇぇぇ!」 情けない主人のを引っぱりながら、お姫様は氷点下の雪の町を駆けていった。 「お、このビルもやっとテナント入ったか……」 幸と住みはじめてから数年、常に筋肉痛に悩まされるが結構幸との散歩は楽しい。 幸は気まぐれにいくつもある散歩道を歩くので、ルートには退屈しないし、道ごとの変化を眺めるのも楽しい。 ちなみに、ちょっと前まで不動産屋が入っていたこのビルの二階には、今度は裏ビデオ屋に替わったようだ。 「今度入ってみようかな……」 とか俺が言うと、幸は強引にリードを引っ張ってビルの前から引き離した。 もしかして焼きもち焼いてくれてんのかな?とか思いながら、俺たちは中心街の方へと向かっていく。 中心街。とは言うものの東京や札幌に比べれば街最大の駅前繁華街も大したものではない。 だがそれでも地方都市だけあって、それなりの店は立ち並んでいる。 音の鳴る歩行者信号を、一人と一匹がとことこ歩いていく。 すると、いきなり背中を押される。 なんだと思って振り返ると、そこにあったのは知った顔だった。 「やあ孝太郎、元気ぃ?」「お前かよ……山野辺……」 山野辺アリサ。大学時代のサークル仲間にして俺が最も苦手な女だ。 こいつの人を煽るような口調が嫌いで、サークルで知り合った直後から俺は極力側によらないようにしていたのだが、むしろこいつの方から俺につっかかるので俺はこいつが本当に嫌いだった。 というか、まだ嫌いだ。 このどこかの顔付きゆっくり饅頭の黒い方なみに人を小馬鹿にした笑みはいつ見てもぶん殴りたい。 「いやぁ、こっちの仕事の用事でこんな田舎くんだりまでやって来たら、何?あんた犬の散歩?」 「それが悪いか?生憎半分は自由業でな」 「別にぃ、作家の北浜センセイはこんな時間に犬の散歩するんだね。何?この子、シベリアンハスキー?孝太郎」 そんな感じで俺たちが(とは言っても8割がた喋ってるのは山野辺だが)話している間にも幸はぐいぐいリードを引っ張る。 そして俺はこれがチャンスとばかりに手の力をわざと抜く。 当然力を抜いた手は幸に引っ張られていった。 「あ、幸、待ってくれって!」 わざとらしく俺は幸に引っ張られるふりをして山野辺の前から立ち去る。 そして山野辺の視界から完全に消え去っただろう頃に、幸はリードを引くのをやめた。 「グッジョブ、幸」 幸の頭を撫でてやると、幸はきゅーんきゅん、と鼻声で応えた。 嬉しかったのか、尻尾がぱたぱたと誰かがいたずらしたメトロノームみたいに忙しく往復している。 「幸、なんか買っていくか?」 それに幸は尻尾を振りながら「おん!」と答えた。 「ん?」 幸に買った大量のジャーキー(半分は俺のおやつだが)を持って帰る途中、駅前の繁華街にバタバタとそうぞうしい音が響く。 何かと思って空を見上げると、ひどく低空を飛ぶヘリがいた。 機種や塗装から民間機だとわかるが、何処のヘリだ? 「何だ?どっかの新聞か?」 とは思ったが違った。あれは農業ヘリだ。下の方にタンクと農薬の噴霧装置がついてる。 だがなんで農薬ヘリが?そう思うより先に、ヘリの農薬噴霧口が開いた気がした。 そして噴霧口から霧雨状になった何かが繁華街に降り注いだ。 化学テロ!俺の脳内でその四文字が非常ランプのごとく点滅する。 「ヘリが何か撒いてるぞっ!」近くにいた誰かのだみ声が繁華街に響く。 その叫び声を聞いた人々は次々にヘリの作り出す霧雨から我先に逃れようと近くの店に駆け込んだり、亀のように体を丸めてコートによる防御で身を守ったりしている。 だがその間にも無慈悲なヘリの薬品攻撃は繁華街を包みこんでいた。 俺も無我夢中でジャーキー入りの袋と幸のリードを握ったまま、近くの眼鏡屋に入り込む。 眼鏡屋の中は俺と同じように、薬品から逃れた人々でごった返していた。 「いたた……ご主人、乱暴すぎるよ……」 誰かが言う。この非常時に乱暴も何もあるか。と、思って、俺は幸のほうを振り向く。 「って、あっ!何で私がニンゲンになってるわけ!?」 そこには幸と同じ紺の首輪を首に巻いた犬耳に犬の尻尾をつけた、しかも裸の少女ががいたのだった。 「ハハ……まさか、夢……だろ」 「本日未明K市内で起きた薬品テロ事件ですが、薬品の散布された地域内に、動物の耳や鳥の羽などを備えた裸の女性が現れ、調査のため派遣された警察官や自衛隊員らへ性的暴行を加えました。 またヘリコプターで薬品を散布し、その後警察に捕縛された38歳の大学教授は『失恋した!』『こうなりゃみんな擬人化してやる!』『パワーアップ版だ!5時間は擬人化する!』など意味不明の言動を繰り返しています……」 あのあと、なぜか犬耳の女の子に化けた幸とともに警察官に連れられて、各種検査の後に押し込まれたビジネスホテルの一室で、俺はテレビを眺めていた。 これまでに流れた情報を総合すると、どうやら内地の大学のキチガイ教授が失恋で気が触れたらしく、「動物が擬人化する(雄の擬人化動物はまだ出てないので、おそらく雌限定だろう)薬」とか言う気の狂った薬を繁華街やら港やらにばら撒いたらしい。 で、幸は不運にも薬を浴びて擬人化した。と言うわけだ。 「ね、ご主人」ホテル備え付けのパジャマを着た幸が口を開く。14、5歳くらいの外見年齢に似合わない、深夜アニメの声優みたいな、甘くて高いロリ声。 「なんだ?トイレなら玄関の横にあるぞ」 「違う!」 ぼすっ、と幸が枕を投げつける。 「なんか……体がむらむらしてきて、発情期みたくなってるの」 幸のほうを振り向くと、幸は熱った顔を下に向けて、両手首で股をきゅっと押さえ付けている。 「薬の副作用かもな」 「違う」幸は言い切った。「たぶんご主人に発情してる」 瞬間、幸は俺の肩を掴むと、ベッドに押し倒す。 俺を見下ろす幸は切ない目付きのまま、はぁはぁと息を荒げている。 そのズボンの股の部分はすでに完全に変色していた。「ご主人、子作りしよ」 「こ……子作りって」 「決まってるでしょ、ご主人のおちんちんを私の中に入れて、私に子種を出すんのよ」 ちょ……待てって。確かにまだD.T.だし、こんな可愛い娘相手に断る理由も無いが、流石に飼い犬とやるのは獣姦では? ってか、どう考えても数時間前まで犬だった実年齢2歳の女の子に手を出すのは獣姦の上にペドでもう犯罪だろ……… 「大丈夫、赤ちゃんはちゃんと育てるから」 そういう問題ではありません、幸さん。赤ちゃんは犬や猫じゃないんですよ。 いや、あなた犬ですが。 「大体エロビデオなんかで貴重な子種をティッシュに出すくらいなら私の中に出した方がよっぽど有意義なんだから。 それに私はご主人の子種を受け入れたいし、ね」 幸は手を離して俺の膝の上に腰を下ろすと、慣れない手つきでぎこちなくズボンのチャックを開けた。 「わぁ………おっきい」 元気のない自身を掴んだ幸は、「確か、これをゴシゴシしたら……」と呟きながら、無器用に自身を扱いていく。 「って、なんでそんなこと知ってるんだ!?」 日本語を喋るのはまだ理解できるが、それは理解できない。犬に一人でする習慣なんてないだろうし。 「ご主人がしてるとこ見たもん」 あ、そうですか。 どうせ家には自分一人と油断していたが、こうなるなら鍵くらいかけとけばよかったな。 「でも、もう一人でする必要なんてないよね?シたいって言ったらすぐ私がさせてあげるんだから」 「仮に擬人化しても愛犬相手に腰振る変態でないぞ、俺は」 「じゃあ今から変態にしてあげるね」幸はいたずらっぽく笑うと、余った片手でパジャマのボタンを外し始める。 今や幸のパジャマは、肩と、意外とボリュームのある胸の切なくしこった頂点が支えているだけだった。 「ふふ~、今気持よくしてあげるよ~」そう言うと幸はその場に横になり、元気を取り戻しつつある俺自身を幸の胸と一緒に抱きこんだ。 柔らかさと幸の体温や心拍が自身を通じて伝わってくる。 幸はそこに自分のよだれを垂らし、胸を抱えこむ手を上下させた。 「これで……いーんだよね?」 正真正銘のパイズリ。どこでこんな技を覚えたかは知らんが(いや、大体分かるが)、よだれを垂らすために出した舌が頭の上の犬耳に加わって、余計に犬らしさを感じさせる。 「幸のおっぱいできもちよくなってね」 そう言うと、幸は赤くて小さな舌を自身に這わせた。。 「んっ……れる……ぴちゃ……れるれる」 上気した、柔らかく張りのある胸の感触と、ちろちろ先っぽを舐めとる小さな舌が俺を襲う。 胸の攻めと、誘うような目で先端を舐める幸の顔とで俺の理性はボドボドダ。 「あ、なんか出てきた」幸は俺自信の鈴口から出てきた粘液を舐めとる。 「これが『おとこのがまんぢる』……なのかな?」 「女の子がそんな言葉使うんじゃありません。と言うかどこで覚えたんだ?そんな単語」 「お向かいのミケから。パイズリもミケに教わったの♪」 幸は不意にお向かいの新婚カップルの家に居座っている猫の名を出す。 おそらくお向かいさんの情事を猫が盗みみたのを幸がそのまま聞いたのだろう。犬語も猫語も共通なんだな。と俺は変な感心をする。 「いつかご主人にこう言うことしてあげたかったんだ」 えいっ、えいっ。と幸は胸をぎゅっと押さえ付けて、俺自身を柔らかい感覚で圧迫する。 これだけやられりゃこちらももう限界だ。既に背筋を抜けるような感覚が何度も駆けている。 「もうガッチガチだね……あむ」 幸は限界まで固くなったそれへの攻撃を緩めぬまま、亀頭を口に含んだ。 「やめ……出」 言い終える前に、俺は限界を迎える。 幸の口内で俺自身が発ぜた。 「んむぅぅぅぅぅっ!!」 小さな口内で押さえきれなかった精液が溢れだし、幸の口元を白く汚す。 口内にいきなり噴出した異物に幸は一瞬顔をしかめたが、やがて落ち着いて、満悦な表情を浮かべながら噴出した精液を口内に溜めていった。 こくん。精液を飲み込むと、にへらーっと笑っままたに幸はこちらを向いた。 「ご主人の『ほんきぢる』……にがくて、せつなくて、おすのあじがして……おいしいね」 俺はそれに答えるのもひどく億劫だった。 ただ射精後の気だるさだけが五感を支配しており、何も手につかない状態だ。 幸はふごふごとまだ固さの残る自身に残った精液を舐めとり終わると、ふと悪戯を思いついた子供みたいな表情を浮かべる。 「ねえ、ご主人」幸が誘うように言う。「『おすわり』、って言って」 悪戯っぽく笑った幸は、俺を直上から見上げる位置に手をついている。 「………ん、ぁ」 「ねぇ、はやくぅ。『おすわり』って言うだけでいいから」 射精後の気だるさで気の緩んでいた俺は、何の懸念もないままにその一言を呟く。 「おすわり」 「わかったよ、んっ………」 じゅぷぷっ、と粘液質な音。それに追従して、俺自身が暖かい何かに包まれる感触。 「んはぁぁぁぁぁん………」 幸のなまめかしい声。 それらを感じ、一気に意識がはっきりとした俺はあわてて体を起こすと、そこには俺の腰の上で馬乗りのまま『おすわり』する幸の姿があった。 「ちょ……おまっ………何やって」 「ご主人が言ったからぁ、お、『おすわり』してるのぉ」 「てめっ……」 「つぎは、『こーび』だね。リョウカイだよ、ごしゅじん」 反論の間を与えないままに幸は腰を上下に振りはじめる。 それほどきつくは無いが、熱く、ねちっこく絡み付く幸の膣内が、俺を絞りとるべくうねうねと脈動する。 「あっ、わふっ、ごしゃじんのっ、きゃふぅぅっ! おくっ! いちばんおくでっ! こん、こんってつついてきてるよぉぉっ!」 幸が快感のままに腰を叩きつけるたびに、ぎゅっぎゅっと膣が不定期に締まる。「やめろ! もうちょっとゆっくりしてくれ!」 「あぁん! わふぅっ! わぉんっ! わぉぉんっ!」 俺の言葉など全く聞こえてないようで、幸は子宮を刺激される快感に流されて、犬そのものの様に叫んでいた。 「ふやぁぁぁぁぁぁっ!きちゃうっ!きちゃうよぉぉぉっ!!」 幸の膣のヒクつきが怪しくなってきている。多分向こうさんもかなり限界なようだ。 「こっちも……辛いから、頼む、外して………」無駄だと思うが、幸に頼むだけ頼んでみる。 「やだぁっ!これこーびなんだよっ!なかじゃなきゃやだやだやだやだぁっ!!」 やっぱり。普段は言うことを聞くくせして、餌とかが絡むと途端に言うこと聞かなくなるからなぁ。 そうこう考えてるうちに、幸の膣内がぎゅうっと俺自身を握り潰すように急激に収縮する。 「―――――――――ッ!!」 幸の声にならない歓喜の叫びが部屋中に響く。 「っあ!」 幸の膣圧に耐えきれなかった俺自身は、幸の一番深いところで発ぜ、リクエスト通りに幸の胎内へ生命の素が注がれていった。 「ぁん………おなか、あっつい………」 満足げに微笑みながら絶頂の余韻に浸る幸を尻目に、まだ俺は動けなかった。 そのうちに幸は余韻から立ち直り、再び腰を降りはじめる。 「おまっ……なに」 「二回戦ですよぉ……ご主人は私の恩人なんですからっ!一回ぽっちじゃたりないに、きまってるでしょっ!」 恩人?俺はその言葉の意味を幸に訊いた。 「だって、ご主人は行き場所もない私を引き取ってくれたし、毎日散歩させてくれたり、餌くれたりって、迷惑かけっぱなしだったんだよ?」 ぱつん、ぱつん。と腰がぶつかる音に、幸の切ない声が加わる。 「だからっ、人間の女の子になったときに、迷惑かけたぶん体で払わなきゃって思ってっ!」 「女の子が体で払うなんて表現使うんじゃありません」 幸はきょとんとする。 「こんなことしなくても、雑用とか押し付けるのは最初から考えてたし、まあ……その、なんだ。嫁さん貰ったって考えれば食費なんかも払えるだろうし」 ところどころ声のいきおいが消えかけながらも、俺は全部言い切り、言い切ったあとで自分の発言に赤面した。 「ご主人大好きっ!」 幸は腰を振ることを忘れたまま、俺の胸に飛び込んでくる。 ぷるるっ、と幸の体が小刻みに震える。 不意に結合部の辺りにそれまではなかった温もりを感じる。 直後、汗の臭いや性臭に混じって鼻をつくアンモニア臭が辺りに漂った。 幸はさきほどとは一変、やっちゃった。というような表情を浮かべている。 「幸……これ」 「たぶん………うれしょん」 子犬の頃に治ったはずだったんだがなぁ、と俺は泣きそうな顔の幸をなだめてやった。 「温泉気持よかったねー、こーたろー」 「うん」 俺たちは市内の(とは言うものの、最近の大合併でうちの市に併合された)湖のほとりにある温泉街に来ていた。 幸が擬人化してからもはや二年ほどが経った。 謎の薬品の被害を受け、多くの動物達が擬人化したK市は急遽彼女たちに関する条例を立ち上げ、危険性などの無さがわかると 市は彼女たちに社会に適応できるような教育を受けたのちに、市民権を与えると言った条例を道や国と一緒に作り上げた。 ちなみに、条例施行を境にこの辺りの独身者の割合が一気に減ったのは言うまでもない。 また特に野生動物が同種のオスを襲って、擬人化が戻らなくなった動物が多かった湖の周りでは、温泉街が彼女たちを雇うことを決めたので、 立ち並んでいるいくつもの土産屋の軒先ではキタキツネの耳と尻尾のある女の子が、退屈そうに店番をしていたりする。 今や「獣耳娘の聖地、A温泉」とか「擬人化動物を見たけりゃK市に行け」とかネットで言われる始末である。 「ん?」あるホテルの前で、俺は立ち止まった。 異様なオーラをかもしだす白衣の男がホテルから駆け出して、客まちのタクシーに乗りこんだのだ。 すぐにタクシーは市内の方向へ走り去っていく。 そして同じホテルから駆け出してきた、土産屋のエプロンを着けた、キタキツネの耳と尻尾の少女が、同じ様に客まちのタクシーに乗り込み、さっきのタクシーとおなじ方向に走り去っていく。 「はて、あの白衣の男。どっかで見覚えがあったんだが……」 「こーたろー、早く行こうよー」幸は立ち止まったままの俺をぐいぐい引っ張る。 「ん、ああ。そうだな」俺と幸は再び温泉街の坂道を歩き出した。 最後に皆に言っておきたい。 北海道のこの奇妙な街に来るときは、獣娘の嫁さんを持つ覚悟で来い。と。 Fin P.S.幸のうれしょん結局今も治ってないです。